VirtualPCでLinuxサーバ

2007/05/02

自宅環境でLinuxサーバを構築するにあたり、どんな方法がベストか、いろいろと模索してみました。
で、たどりついたのはVirtualPC+Microsoft Loopback Adapter。

方法を模索する

自宅環境にLinuxを導入するにあたって、まず思いつくのは、

  • Linux用のPCを用意する

  • Cygwinでガマンする

  • ・・・


くらい。
Linux用のPCを用意するってのは以前やったことがありますが、そんなにいつもいつもLinuxを使いたいわけではないので、ちょっとメンドクサイし、たかが自宅環境なのになんだか仰々しいです。
Cygwinだと、ちょっと中途半端だし。
でも、うーんとうなりながらも、しつこく調べた結果、仮想OSをサーバにみたててやってる人たちが多いことがわかりました。
おっ、VirtualPCタダじゃん。ということで、VirtualPCにFedoreCore入れてやることに決めました。

メインPCとVirtualPCの橋渡しとして「Microsoft Loopback Adapter」というものを使うと、ローカルマシン上で仮想ネットワークを構築できるみたいです。

Microsoft Loopback Adapterって

Microsoft Loopback Adapterとは、Microsoftの言葉を借りれば「ネットワークにアクセスできない仮想ネットワーク環境でテストを行うためのツール」です。もう少しやさしくいうと、「ネットに繋がっていないPCでも、仮想的なネットワークがPC内部で構築できるツール」です。

Microsoft Loopback Adapterのインストールと設定

[コントロール パネル]-[ハードウェアの追加と削除]
[デバイスの追加/トラブルシューティング]-[次へ]
[新しいデバイスの追加]-[次へ]
[いいえ、一覧からハードウェアを選択します]-[次へ]
[ネットワーク アダプタ]-[次へ]
[製造元]-[Microsoft]
[ネットワーク アダプタ]-[Microsoft Loopback Adapter]-[次へ]
[完了]
でインストールできます。
インストールするとネットワーク接続が1つ増えてるはず。
そいつのプロパティを以下のように設定しました。

  • Microsoftネットワーク用ファイルとプリンタ共有のチェックをはずす

  • IPアドレスを192.168.0.1、サブネットは255.255.255.0に

  • WINSのNetBIOS設定で、NetBISO over TCP/IPを無効にするにチェック


そうするとこんな感じで接続されるはず。
Microsoft Loopback Adapter
で、これをVirtualPCの設定で指定してやります。
VirtualPC設定ウィンドウ
VirtualPC上のFodoraCoreを起動し、相互のpingが通れば成功です。

ハマってしまったところ

ここまでで、WindowsとVirtualPC上のFedoraCoreの相互のpingが通るようになりました。
が、SSH接続ができず。。。ここで何時間かハマってしまいました(x x)

問題点1 SSHで使用する22番ポートが何か他で使われてた
/var/log/secureを見ると、「・・・error: Bind to port 22 on 0.0.0.0 failed: Address already in use.」などとメッセージがでていました。
これはIPv6がらみ?みたいで、
/etc/ssh/sshd_configに
ListenAddress 0.0.0.0
を記述(コメントアウト)すれば解消されました。

問題点2 そもそもファイアウォールでSSHがガードされてた
FedoraCoreのデフォルト状態でファイアウォールが有効になっており、SSHを含めて受け付ける状態になってなかった(x x)
デフォルトではなんでもあり状態になっていると、頭から決め込んでたのが間違いでした。。。
以下のようにして、ファイアウォールを無効にしました。
# /etc/rc.d/init.d/iptables stop
# chkconfig iptables off
これでSSHがファイアウォールを通過するようになり、WindowsからVirtualPC上のLinuxへSSH接続できるようになりました。

もっと便利に

今の状態では、FedoreCoreからWindowsへはいけても、インターネットにはいけません。
これだとyumできないなどちょっと困るので、Windowsで使用しているインターネットに繋がるネットワークを共有してやります。
インターネット接続の共有
ワイヤレスネットワーク接続3というのが、Windows側で使用しているネットワークです。
こいつのプロパティで、VirtualPCで使用しているローカルエリア接続2をぶらさげてやります。

これで、Microsoft Loopback Adapterを使いつつ、インターネット接続も可能な環境ができました。

使用感

必要なときに手元でサッと上げて、サッと落とせる。
しかも、誤って環境をブッ壊しても、「保存せずに終了」すれば元に戻る。
本物OSにはないそんなメリットもあります。
仮想化サーバ、かなりいいです。

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コメント
ペンギん
2009/04/07

参考になりました。

ryu
2009/04/10

ペンギんさん、 何もわからなかったころの拙い記事ではありますが、 少しでも役にたったのであれば何よりです。 よい仮想化ライフを。 (最近自分は専らVMWareですが・・)

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