方法を模索する
自宅環境にLinuxを導入するにあたって、まず思いつくのは、
- Linux用のPCを用意する
- Cygwinでガマンする
- ・・・
くらい。
Linux用のPCを用意するってのは以前やったことがありますが、そんなにいつもいつもLinuxを使いたいわけではないので、ちょっとメンドクサイし、
たかが自宅環境なのになんだか仰々しいです。
Cygwinだと、ちょっと
中途半端だし。
でも、うーんとうなりながらも、しつこく調べた結果、仮想OSをサーバにみたててやってる人たちが多いことがわかりました。
おっ、
VirtualPCタダじゃん。ということで、VirtualPCにFedoreCore入れてやることに決めました。
メインPCとVirtualPCの橋渡しとして「Microsoft Loopback Adapter」というものを使うと、ローカルマシン上で仮想ネットワークを構築できるみたいです。
Microsoft Loopback Adapterって
Microsoft Loopback Adapterとは、Microsoftの言葉を借りれば「ネットワークにアクセスできない仮想ネットワーク環境でテストを行うためのツール」です。もう少しやさしくいうと、「ネットに繋がっていないPCでも、仮想的なネットワークがPC内部で構築できるツール」です。
Microsoft Loopback Adapterのインストールと設定
[コントロール パネル]-[ハードウェアの追加と削除]
[デバイスの追加/トラブルシューティング]-[次へ]
[新しいデバイスの追加]-[次へ]
[いいえ、一覧からハードウェアを選択します]-[次へ]
[ネットワーク アダプタ]-[次へ]
[製造元]-[Microsoft]
[ネットワーク アダプタ]-[Microsoft Loopback Adapter]-[次へ]
[完了]
でインストールできます。
インストールするとネットワーク接続が1つ増えてるはず。
そいつのプロパティを以下のように設定しました。
- Microsoftネットワーク用ファイルとプリンタ共有のチェックをはずす
- IPアドレスを192.168.0.1、サブネットは255.255.255.0に
- WINSのNetBIOS設定で、NetBISO over TCP/IPを無効にするにチェック
そうするとこんな感じで接続されるはず。

で、これをVirtualPCの設定で指定してやります。

VirtualPC上のFodoraCoreを起動し、相互のpingが通れば成功です。
ハマってしまったところ
ここまでで、WindowsとVirtualPC上のFedoraCoreの相互のpingが通るようになりました。
が、SSH接続ができず。。。ここで何時間かハマってしまいました(x x)
問題点1 SSHで使用する22番ポートが何か他で使われてた
/var/log/secureを見ると、「・・・error: Bind to port 22 on 0.0.0.0 failed: Address already in use.」などとメッセージがでていました。
これはIPv6がらみ?みたいで、
/etc/ssh/sshd_configに
ListenAddress 0.0.0.0
を記述(コメントアウト)すれば解消されました。
問題点2 そもそもファイアウォールでSSHがガードされてた
FedoraCoreのデフォルト状態でファイアウォールが有効になっており、SSHを含めて受け付ける状態になってなかった(x x)
デフォルトではなんでもあり状態になっていると、頭から決め込んでたのが間違いでした。。。
以下のようにして、ファイアウォールを無効にしました。
# /etc/rc.d/init.d/iptables stop
# chkconfig iptables off
これでSSHがファイアウォールを通過するようになり、WindowsからVirtualPC上のLinuxへSSH接続できるようになりました。
もっと便利に
今の状態では、FedoreCoreからWindowsへはいけても、インターネットにはいけません。
これだとyumできないなどちょっと困るので、Windowsで使用しているインターネットに繋がるネットワークを共有してやります。

ワイヤレスネットワーク接続3というのが、Windows側で使用しているネットワークです。
こいつのプロパティで、VirtualPCで使用しているローカルエリア接続2をぶらさげてやります。
これで、Microsoft Loopback Adapterを使いつつ、インターネット接続も可能な環境ができました。
使用感
必要なときに手元でサッと上げて、サッと落とせる。
しかも、誤って環境をブッ壊しても、「保存せずに終了」すれば元に戻る。
本物OSにはないそんなメリットもあります。
仮想化サーバ、かなりいいです。